ポスティングをしています。 気分爽快です!。(この時期だけは汗、汗、汗)。

配布日程が重ならないものを選んで、複数対応させていただいています。私の年齢になると雇用先は全くと云う程なく。当然ですが。収入面で幾ばくかのものでも、ありがたいですし。何よりも、積極的(強制的?)健康維持の手段と捉えています。経済的に多少の余裕があった時期には、ジムに通ったり、体力的にかなりハードさを要求される趣味を持ったりしていましたが、現在では望むべくもありせん。

それでも、健康であり続けたいーーー。


1つの終着点が、地域情報誌のポスティングでした。10年程前、事業に失敗(まさかの、親子2代)。既に当時の社会通念でも、求職と云う範疇を超えた年齢でした。子供は幼稚園年少組。

まさに生きる為の仕事。複雑な状況のなかで知ったポスティングと云う仕事。時間に余り捕らわれないとの事。やってみましたが。結局続けられませんでした。


扱う商品は所謂「チラシ」。なにも知らずに1軒ずつ投函しました。ある時ポストに入れるところを、そのご家庭の奥様が見られておられ、やめて戴きたい旨。お聞きしたところ、他の業者もあり、かなりの量になりその処分に困っている。また大切な郵便物が混ざってしまい、うっかり見逃す恐れがあるとのお話でした。

 

こんな事もありました。私鉄沿線、その電鉄会社が開発し、傘下の不動産企業が造成した街並み。1軒の瀟洒な家から突然ご主人と思われる方が飛び出し、私を追い掛けて来ました。「おい、おっさん。てめーか。入れたのは。こんなの、いらねーよ。戻って持って帰れ、2度と入れるなよ。今度見たら、ぶっ倒すぞ」。心が寂しくなり、やめました。

お疲れ様。ご苦労様、いっもありがとうと云ってくれる方々も多く。なかには、ご自宅でご自分で手入れをしている、庭木や花壇を招き入れて説明してくれる方などもいらっしゃいましたのに。また前述の主婦のお話とは別の奥様。「ポスティングのチラシは他にも入りますが、主人の購読している日刊紙の広告も沢山。新聞店の回収日に一緒に出すので、かまいませんよ。役に立つ物も、ありますので。」いろいろです。 


今のポスティングはタブロイド判の「地域情報誌」(ミニコミ誌)です。市や、県の公共施設、駅、大型商業施設等にも置いてありますが、別途定期的にマンション等集合住宅、戸建て家屋、個別店舗等に配布させていただいています。

一般の新聞、日刊紙とは異なり、1~2,3町村に月1~2回定期配付されるもので、その地域の公的、私的催し物、行事のお知らせ。歴史,人物、など生活に密着した身近な記事が多く、ご家庭では喜ばれています。特にこの地域に新たに転入されたご家庭では次の配布はいつですかと尋ねられる事もあります。日刊紙ではとても届かないマイナーな記事ですが、そこがまた、楽しみに待たれる理由なのでしょうか。


私の場合、発行元が異なり、配布時期の重ならない数誌を担当させていただいています。配布させて戴いているからには、紙面の事を知る事は当然。お陰様でこの地の事に関して、町の成り立ちや1000年に亘る古事、歴史など身近なところでいっも振り返る事が出来、楽しくポスティングを続けています。

地域の方ともこれを通じて親しく会話もさせていただき、街中で偶然出会うと声をかけて戴いたり、この町がより好きになりました。


配布は他の仕事との兼ね合いもありますが、通常、早朝の日が昇る頃から開始します。ひんやりした新鮮な空気を胸いっぱい、爽やかです。気持ちいいものです。その日の他の仕事との兼ね合わせ、まず500部前後を配布後朝食を取ります。おいしいです。いずれにしても、住まいから半径1km弱ですので、規定期日内に完了する様調整します。


月4~5回、強制的に運動する事になります、1回に30000歩はありますので、健康状況を把握する、絶好の機会になります。少し調子が悪いかなと感じられる時は次回までに改善策。日常の悪習慣を探し、改めます。


収入面では必ずしも良いとは云えません。時により町、市など公的お知らせ、広告等のチラシなどが入りますが、配布前に「折」の作業が入り、これが単純ですが、以外に時間が掛かります。トータルで計算すると時間単価500円位の様な事もあります。

配布完了日と云う期限はありますが、それ以外は全く時間の制約はありせんし、家の周りでいつでも自由に出来ますのでその点は割り引いて考えています。これからも、配布日を自己定期健診日と解釈し、健康維持のため継続して行こうと思います。